「訪問マッサージに興味があるけれど、どこに連絡すればいいの?」「ケアマネジャーに相談するの?それとも自分で申し込める?」——訪問マッサージを利用したいと思っても、手続きの流れがわからず、一歩踏み出せない方は少なくありません。
訪問マッサージの始め方は、実はそれほど複雑ではありません。事業所へ直接問い合わせる方法と、担当のケアマネジャーを通して相談する方法があり、医療保険を利用する場合は医師の同意を得たうえで施術を開始します。本記事では、訪問マッサージの申し込み方法、医療保険を利用する際の条件、無料体験から定期訪問までの流れをわかりやすく解説します。
訪問マッサージを始める前に確認すること
訪問マッサージを検討する際は、まず「どのような状態の方が対象になるのか」「費用はどのくらいかかるのか」を確認しておくと、その後の相談がスムーズです。
訪問マッサージの対象となる状態
医療保険を使った訪問マッサージは、主に筋麻痺や関節拘縮などがあり、歩行や通院が困難な方を対象としています。例えば、脳梗塞や脳出血の後遺症による麻痺、パーキンソン病などの神経疾患、廃用症候群による身体機能の低下、関節拘縮、骨折や変形性関節症などによって外出が難しい場合などです。
ただし、「この病名なら必ず保険が使える」という仕組みではありません。実際の身体状態や通院の困難さなどを踏まえて医師が判断するため、「自分や家族が対象になるかわからない」という場合も、まずは訪問マッサージ事業所に相談することをおすすめします。
訪問マッサージの費用はどのくらい?
医療保険が適用される場合、自己負担割合は加入している健康保険や年齢、所得によって異なり、一般的には1〜3割です。施術内容や訪問距離などによって費用も変わるため、具体的な金額は事業所へ確認しておくと安心です。
また、訪問マッサージは介護保険ではなく医療保険を利用するサービスです。そのため、すでにデイサービスや訪問介護などで介護保険の限度額を利用している方でも、条件を満たせば別枠で利用できる可能性があります。3割程度です。後期高齢者(75歳以上)で1割負担の方であれば、1回あたり数百円〜1,000円程度が目安となります。詳しい金額は状態・往療距離・保険の種類によって異なりますが、事業所が具体的に説明してくれます。
訪問マッサージを始める2つのルート
訪問マッサージを利用したい場合、大きく分けると「事業所へ直接問い合わせる方法」と「ケアマネジャーに相談する方法」があります。
① 訪問マッサージ事業所へ直接問い合わせる
もっともシンプルなのが、訪問マッサージ事業所へ電話やホームページから直接問い合わせる方法です。担当のケアマネジャーがいない方でも申し込むことができ、「まずは利用できるか話を聞きたい」という段階でも問題ありません。
問い合わせ後は、現在の身体状態や生活状況などを確認しながら、訪問マッサージの内容、医療保険の利用条件、必要な手続き、料金などについて説明を受けます。ケアマネジャーを通さなければ申し込めないサービスではないため、ご本人やご家族から直接相談することができます。
② ケアマネジャーに相談して紹介してもらう
介護保険サービスを利用しており、担当ケアマネジャーがいる場合は、「訪問マッサージを利用したい」と相談する方法もあります。ケアマネジャーが地域の訪問マッサージ事業所を知っていれば、紹介してもらえることもあります。
また、訪問介護やデイサービス、訪問看護などとの時間調整について相談できることもメリットです。ただし、訪問マッサージの利用にケアマネジャーの許可が必須というわけではありません。直接事業所へ連絡して利用を始めることも可能です。
申し込みから初回訪問までの流れ
ここからは、実際に訪問マッサージを始める場合の一般的な流れを紹介します。
STEP 1:事業所に問い合わせる
電話またはウェブのお問い合わせフォームから連絡します。このとき以下の情報を伝えておくとスムーズです。
- 現在の状態・主な症状(例:脳梗塞後の左半身麻痺、関節拘縮など)
- 住所・居住形態(自宅・施設など)
- 加入している保険の種類(後期高齢者医療・国民健康保険など)
- 担当ケアマネジャーの有無
「まだよくわからない」という段階でも大丈夫です。事業所のスタッフが丁寧にヒアリングしてくれます。
STEP 2:無料体験訪問(初回相談)
多くの事業所では、初回は無料で施術者が自宅を訪問し、状態の確認と施術の体験を行っています。このとき以下のことが行われます。
- 現在の身体の状態・症状の確認
- 施術内容・頻度の説明と提案
- 医療保険適用の可否の確認
- 同意書取得の手順説明
- 費用・支払い方法の説明
「実際に体験してから決めたい」という方は、この段階で無料体験を申し込みましょう。体験後に「続けない」という判断をしても、費用は一切かかりません。
STEP 3:主治医から同意書を取得する
医療保険を利用して訪問マッサージを受ける場合は、医師の同意が必要です。通常は事業所から所定の同意書を受け取り、かかりつけ医などに診察のうえ記入してもらいます。
「医師にどう伝えればいいのかわからない」「どの診療科に相談すればいいの?」と不安になる方もいますが、事業所が必要書類や依頼方法について案内します。最初からご家族だけで手続きを調べる必要はありません。
なお、医師の判断によっては同意が得られない場合もあります。そのため、無料体験や相談の段階で身体状態を確認し、保険利用の可能性について事業所と相談しておくことが大切です。
STEP4:訪問する曜日・時間・回数を決める
医師の同意が得られたら、訪問スケジュールを決めます。施術頻度は身体状態や目的によって異なりますが、週に複数回利用するケースもあります。
訪問介護やデイサービス、訪問看護などを利用している場合は、他のサービスと重ならないように調整することも可能です。「午前中に来てほしい」「家族がいる曜日にお願いしたい」など、希望がある場合は事前に相談しておきましょう。
STEP5:訪問マッサージの定期利用スタート
同意書と訪問スケジュールが整ったら、定期的な訪問マッサージが始まります。施術者が身体の状態を確認しながら、マッサージや関節へのアプローチなど、その方に合わせた施術を行います。
利用開始後も身体状態は変化していくため、毎回同じ施術を機械的に行うのではなく、その日の体調や関節の動き、筋肉の状態などを確認しながら内容を調整していくことが大切です。
訪問マッサージを始めるときによくある疑問
Q. ケアマネジャーを通さないと利用できませんか?
いいえ。訪問マッサージは、ご本人やご家族が事業所へ直接申し込むことができます。ケアマネジャーがいる場合は相談しておくと、他の介護サービスとの調整や情報共有がしやすくなります。
Q. 施術者は毎回同じ人ですか?
事業所の運営体制によって異なります。担当制を取り入れている事業所では、同じ施術者が継続して訪問することが多く、身体状態の変化を把握しやすいというメリットがあります。一方、休みや勤務状況によって別の施術者が訪問する場合もあるため、希望がある場合は事前に確認するとよいでしょう。
Q. 家族は毎回立ち会う必要がありますか?
必ずしも毎回立ち会う必要はありません。ご本人だけでも安全に施術を受けられる状態であれば、ご家族が不在でも利用できるケースがあります。ただし、初回は施術内容や今後の方針を確認するため、可能であればご家族も一緒に説明を聞いておくと安心です。
Q. 介護施設に入居していても利用できますか?
有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、施設に入居している方でも訪問マッサージを利用できる場合があります。ただし、施設によって外部サービスの受け入れ方針が異なるため、事前に事業所と施設双方へ確認する必要があります。
訪問マッサージの始め方がわからないときは、まず相談から
訪問マッサージを始める基本的な流れは、「事業所へ問い合わせる→無料体験・相談→医師の同意書を取得する→訪問日時を決める→定期訪問を開始する」というものです。
ケアマネジャーを通して相談する方法もありますが、必ずしも紹介がなければ利用できないわけではありません。「訪問マッサージが利用できる状態なのかわからない」「医療保険が使えるか知りたい」「まずは施術を体験してみたい」という段階でも、直接事業所へ相談できます。
神奈川県相模原市・座間市を拠点とするフレアス在宅マッサージ(合同会社フォース)では、訪問マッサージを初めて検討する方からのご相談にも対応しています。国家資格を持つ施術者が身体状態を確認し、利用までの流れや医師の同意書、費用についてもわかりやすくご案内します。
「何から始めればいいかわからない」という方も、まずは無料体験・ご相談からお気軽にお問い合わせください。
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